形成外科

形成外科について

形成外科は医学の中でも新しい分野のひとつです。主に体表面を中心とするあらゆる先天性・後天性の変形を外科的手段などにより正常に近づけ、患者さんの肉体的・精神的苦痛を取り除くことを目的としています。

形成外科の特徴

形成外科の対象疾患は大きく4つに分けることができます。
4つの柱とは「外傷」「先天異常」「腫瘍」「美容」です。

具体的には、顔面骨骨折の治療、先天性の症状（口唇裂・口蓋裂、小耳症、多指(趾)症）、やけどやけがによる症状（変形・傷跡）、後天性の症状（皮膚腫瘍や軟部組織腫瘍、しみやあざ）、美容的な要素を持つ治療（包茎・でべそ・わきが）を行っています。

形成外科の取り組み

Qスイッチ付ルビーレーザーによる「あざ」の治療を行っております。
下のバナーから詳しくご覧頂けます。

形成外科の対象疾患

• 顔面骨（額、ほほ骨、上下のあご、鼻）の骨折
• 口唇裂・口蓋裂など顎顔面の先天異常
• 小耳症・埋没耳などの耳介変形
• 多指(趾)症・合指症などの手足の異常
• 生まれつきの眼瞼下垂、漏斗胸、陥没乳頭、でべそなど
• やけどやけがによってうけた変形や傷跡、手術や外傷後の傷跡
• できもの・こぶ（皮膚･皮下腫瘍、軟部組織腫瘍）、しみやあざ（色素沈着症・母斑）、血管腫
• 顔面神経麻痺や頭頸部がん術後の再建
• 乳がん術後の乳房再建
• 美容的なもの（鼻が低い、加齢性の眼瞼下垂、包茎、わきが、巻き爪など）

形成外科部長からのメッセージ

形成外科で扱う疾患は頭の先から足の先まで多岐にわたります。
からだの表面に関することで悩んでいるときには、治療ができるのかを受付でお気軽に聞いてみてください。 意外と形成外科の対象疾患であることがあります。
また、治療にも様々な方法があり、日々新しい治療方法も開発されています。 患者さんのご希望をよく聞いた上で、一番納得のいく方法を提供することを心がけています。一緒に苦痛を取り除いていきましょう。
また、当院は平成24年3月、日本形成外科学会認定施設に認定されました。

こんな症状の方は形成外科を受診してください

• けがをした、やけどした、傷がひきつれたりケロイドのように腫れたりしている
• 生まれつき顔の形が変形している。顔をぶつけたり他の病院で骨折していると言われたりした
• 手足のけが・形の異常がある
• まぶたや耳などの形が人と違う
• 皮膚の腫瘍が気になる、しみやあざが目立つ
• 手術後の傷跡や変形が気になる・恥ずかしい

学術発表・講演

形成外科の外来担当表

形成外科 医師紹介

形成外科の実績