乳腺科
乳腺科について
今や乳がんは成人女性の11人に1人の割合でかかると言われており、女性のかかるがんの1位で、年々増加の傾向にあります。
乳がん患者は、30代後半から急激に増加し40代後半から50代、60代の罹患率が高くなります。
患者数の多い40代、50代は、職場などでの社会的な責任が増したり、子供の進学など家庭的にも重要な時期です。こうした時期に発症しやすい乳がんへの対応は、社会的にも重要な課題となっています。
当院の乳腺科では、平成30年7月より「乳腺センター」として乳がんの早期発見と治療に取り組んでいます。
乳腺科ドクターインタビュー
乳がんと良性疾患をトータルに検診・治療する乳腺センター
乳がんは診断から治療まで多岐分野にわたるため、高度な専門的知識や技術が要求されます。
乳線センターでは乳腺外科医だけでなく、形成外科、病理診断科、放射線治療科、薬剤師、技師、看護師とともにチーム医療を実践しています。
また病気の進行があれば緩和チームの加療も必要になります。日進月歩の乳がん診療ですが、原則的には乳癌学会の最新のガイドラインに基づいて手術、薬物療法、放射線治療を選択しています。
このように診断、手術、薬物療法、術後放射線治療、長期の経過観察、緩和治療など一貫した治療が可能な当院の乳腺センターをお勧めいたします。
乳腺センターについて
平成30年7月より新たに乳腺センターを立ち上げ、乳がんや乳腺良性腫瘍、乳腺炎など乳腺疾患全般について、診断や治療を行っています。
乳腺センターの特徴
乳腺センターでは、乳がんや乳腺良性腫瘍、乳腺炎など乳腺疾患全般について、診断や治療を行っています。
当院では大阪市の乳がんの住民検診を受けることができます。また精密検査機関でもあります。乳がん検診で異常を指摘されたり、ふとした時に、乳房に硬いしこりをふれたことはありませんか? 乳房に対し少しでも気になる方は、乳腺外来(月、木の午後、月、火の午前)を受診ください。乳癌学会の専門医・認定医が担当しています。
治療方針
日本乳癌学会で発行されているガイドラインに沿って治療を行っています。
かなり複雑なところもありますが、わかりやすくご説明し治療方針を決定させていただきます。
主な検査
- マンモグラフィ
- 超音波
- MRI、CT、骨シンチグラフィ
- 細胞診
- 画像ガイド下組織診(バコラ)
対象疾患
乳がん、乳腺良性腫瘍、乳腺炎など
主な治療
- 乳房温存療法、胸筋温存乳房切除、センチネルリンパ節生検
- 乳房再建(一期、二期)
- 術前・術後化学内分泌療法
- 放射線治療
関連リンク
乳腺科 外来担当表
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | ||
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乳腺外科 | 午前 9:00 | 11:30 | 西 敏夫 | 西 敏夫 | ー | ー | 西 敏夫 (検診のみ) |
午後 13:00 | 15:00 | 西 敏夫 (セカンドオピニオン) | ー | ー | 西 敏夫 | ー |
- 青字は専門診療科目、赤字は再診予約の方のみとなっております。
- 赤マス(-印)の日は休診日です。
- 全診療科で予約診療制度を導入しています。
- 初診・再診に関わらず、予約センターにて診療予約が可能です。
(予約センター直通電話番号:06-6585-2729) - 都合により、休診または代診となる場合があります。ご了承ください。
乳腺科 医師紹介
- 乳腺
- 大阪大学医学博士
- 日本外科学会指導医・専門医
- 日本乳癌学会指導医・専門医
- マンモグラフィ読影医
- 日本乳癌検診学会評議員
- 日本臨床外科学会評議員
- 近畿外科学会特別会員
- 日本外科学会
- 日本乳癌学会
- 日本臨床外科学会
- 日本消化器外科学会
- 日本乳癌検診検診学会
- 近畿外科学会
- 日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会