排尿ケアチーム
設置目的
尿道カテーテル抜去後に尿失禁、尿閉等の下部尿路機能障害を有する、あるいは見込まれる患者さんでカテーテル留置を短期間にとどめ、患者さんが、自立して排尿出来る事を目的としています。
下部尿路機能とは
下部尿路機能は、腎臓で作られた尿を膀胱に溜める蓄尿機能と、溜まった尿を体外に排出する排尿機能の2つに大きく分かれます。これらの機能が障害されることを下部機能障害といいます。症状としては、①膀胱に尿が溜めておくことができない「蓄尿症状」、②尿が出にくい「排尿症状」、③排尿したにも関わらず尿が膀胱に残っている感じがするなどの「排尿後症状」の3つに分類されます。
活動内容
- 担当病棟にリンクナースを配置し、ケアチームと連携して対象となる患者様の抽出を行います。
- 週に1回評価、治療計画作成、ケアの実施と評価を行います。
- 2ヶ月毎にチームミーティングを開催し、チーム活動について見直しを図ります。
- 年1回排尿ケアに関する勉強会を開催しています。
構成メンバー
- 泌尿器科医師
- 看護師:脳卒中リハビリテーション看護認定看護師
下部尿路障害に関する所定の研修修了者 - 理学療法士
- 事務